す⊃ぽんはむの”元”NAVERまとめ

大部分は まだテキストのみ。順次、画像を復元します。

今あるマスクの"延命"術⚡ 使い捨てインナーシートを手作りしてみた♪

マスクが手に入らない。ウチにある在庫も尽きかけてるあなた、ピンチ打開の一策として、インナーシートを脱着することで「今あるマスク」の延命を図りませんか?


更新履歴


「マスクは捨てずに3回程度の再利用を」経産省が周知を検討、ただし再利用には品薄のエタノールが必要。
出典 3月3日 エキサイトニュース


▼2月12日 更新:まとめ末尾に『めんど臭がり屋さんのためのプランB』を追加。
             ↑
 もっとカンタンに使い捨てインナーを即製したい人は、こちらへ!

▼2月18日 更新:まとめ末尾に『マスクで菌を培養させないためには』の項を追加。

▼2月27日 更新:まとめ末尾に『関連リンク』の項を追加。


針と糸、不要❕❕ ── どこも縫わずに工作感覚で出来る『男のサバイバル・マスク』
邪悪な転売ヤーどもを儲けさせてはイケない!

立ち上がれ。安上がりな自作で自衛こそがBEST♪

https://blog.goo.ne.jp/suppon86/e/93c6f5c513202af33b06c78b6dcb4d52


はじめに


困った…マスクが手に入らない
7割が中国生産だというマスク。

そもそも廉価品は「ほとんど中国産」で、日本国内で増産可能な商品は「高額な付加価値マスク」中心。

困りましたねえ。安上がりに、コロナウイルス騒ぎを乗り切れないものでしょうか。


マスクは繰り返し使って構わないが…/台湾の保険TV番組が注意点を特集

ただし、「着けた翌日も使う」だけは厳禁!!

この報道によれば「マスクは4時間おきに交換するのが理想。使い終えたマスクはアルコール消毒スプレーで(付着した)病原菌の75%が死滅するが、100%が自然死滅するまで(さらに)2-3日程度放置する必要がある」とのこと。

例えば1日8時間装着なら、2枚をペアとして1週間分=14枚を先ず確保し、これを曜日ごとにリサイクルする使い方を推奨しています。


いやぁ でも……付けてるうちに(内側に)唾液とか鼻水とか飛び散るでしょ??
 
アルコールスプレー噴いたって、「汚物」自体は付着したまんま^^;なワケで。


ならば「使い捨てインナーシート」自作で、マスク1枚を"さらに清潔な状態で" リサイクル延命…! 手先が器用でなくてもデキるから、お手軽w


用意するもの
1.ガーゼ生地
2.そうじ機用 取り替えパック[不織布タイプ]
3.ホチキス
4.両面テープ

他に、はさみ、直線定規など


取り替えパックは、マスクの集塵シート(の代わり)を切り出すのに使います
そうじ機用の取り替えパックは、百均定番の(各メーカー共用)廉価品からメーカー純正品まで、幅広い価格帯で売られてます。

値段により2₋3層から5層構造まで、集塵の工夫もさまざま。

その説明で「不織布タイプ」「不織布フィルター」等の記述が混ざってる商品を使いましょう。


つくりかたの一例


手順①
取り替えパックの両端の「みみ」部分をカットします。


手順②
パックが①の結果、筒状に開きます。

そのうち、空気吸込み口の厚紙の周囲をカット。

取り去って、平面に広げます。


手順③
開いて出来たのが、"集塵シート"。

接着辺等で目詰まりしてる部分は避け、10センチ四方くらいのシートを切り出すための目印や線を引きましょう。

※製品により、取れる位置や枚数は異なります。


手順④
切れました!

(♪インナーなんて、別に人から見られないので、切りかたは結構テキトーで不揃いですw)


手順⑤
同じように切ったガーゼと重ねます。

ただし!! 以下の点↓に気をつけてください。


注意:集塵シートの 裏と表、どっちを "ガーゼ側=装着時の内側" にするか考えて決めましょう
当然ですが、集塵シート多くの場合、「一方通行で粉塵が濾し取れる」しくみになってます。
(※添付の画像は一例です)

どっちを向けてもいいワケじゃありません!


キーになるのは、マスクを付ける「あなた自身の体調」
あなたが風邪をひいてゴホゴホ咳込んでるなら、集塵される側の面にガーゼを当てましょう。

健康体の場合は、逆。クリーンな空気の出る側の面へガーゼを当ててください。


手順⑥
(集塵シートのオモテ裏の)向きを確認したら、四隅をホチキスで留めます。

※金属アレルギーをお持ちの場合は、縫い付ける、でんぷん糊で圧着する…等、アレンジしてみてください。【 ex. 木工用ボンドでも接着可能ですが、マウス実験などから主成分に(人体への)発がん性が疑われています】


手順⑦
マスク本体に宛がうための両面テープを貼ります。

市販マスクの裏側生地も(多くの場合は)不織布で、「粘着テープを1度圧しつけると、しっかりコビりつく」素材です。

なので両面テープは、画像のように小っちゃく切った断片×4か所で十分。

ヘタに広く貼るとマスクから剥がせなくなり、無理に引っ張れば(マスクの裏生地ごと)カンタンに!べりっと破れてしまいます★

ちなみにホチキスで留めた場合は(画像のように)留めた針の出っぱり部分に かぶせて貼れば、接合が効率的になります。


手順⑧
① さあ 仕上げ。マスク本体との接合です。

②(マスクも)おろしたばかりの新品なら、まずは鼻から顎にかけての「縦のライン」をびよよ~んと引っ張り、十分に広げます。

③ インナーシートの両面テープを剥がし、まず下辺=顎側の2点を(インナーがマスク中央に収まるように)貼り合わせます。

次に、上辺=鼻の孔が来るあたりの左右の際(キワ)に、残りの2点を圧着してください。

最後に、実際にマスクを顔に当ててみて、ガーゼ部がくちびるに(必要以上に)まとわりつかない距離感か確かめ、鼻クリップの形状を整えます。


これで完成♪ 自作インナーシート1枚あたりの原価は 10~13円※くらい   (※百均の紙パック使用の場合)


これでもう、しばらくは安心♪♪
この方式なら先々、日本製の高級マスクが店頭に戻ってきてからも、何気に財布を気にせず「コスパよく防疫生活」できますよ^^
 
 
<補足>
当まとめでは「おとな一般用」のサイズを基に「約10センチ四方」としましたが、小顔用、こども用マスクの場合はそれぞれ、集塵シートを切り出す際の大きさを調節してください。


【補足】 めんど臭がり屋さんのためのプランB


用意するもの
1.茶こしパック 正方形タイプ
2.ティッシュ(二重でなく1枚)、
  またはキッチンペーパーの切れはし
3.両面テープ


他に、はさみ、直線定規など


手順B₋①
ティッシュを1/4に切り、二つ折りにして、茶こしパックの底に入れます。

※パックは不織布のため、吸水性がゼロだから繊維素材で補完するんです。同じ大きさのキッチンペーパー1枚(この場合は折らず1枚のみ)でも可。

※正方形全面にしちゃうと、今度は肝心の通気性が激落ちして息苦しくなるんで、下半分のサイズに抑えます。


↑ 結構、これが端っこまで入れにくいんで…w
そんなの基本テキトーでいいんですが、

もし気になる?んでしたら、定規とか、ヘラ状のもんを挿し入れてツンツンしてやると(隅まで)キレイに入れられます。^^;


手順B₋②
四スミに(1㎝角を半分に切ったくらいで)両面テープを貼り付けます。※貼るのがインナーのウラか表か?に関しては全然、気にしなくてOKです。

B-①でティッシュを突っ込んだ側を原則=下方向にして、マスク本体に接合します。
 

→ ここから先は【上掲】手順⑧ に飛んでください♪


これで完成♪ 自作インナーシート1枚あたりの原価は わずか5~6円くらい♪♪


リサイクルするなりの心得:1日使い終えたマスク本体は…
インナーシートを除いて廃棄したのち、マスク本体(の両面に)アルコール※を吹いて自然乾燥(丸1日以上が理想)させてから、新しいインナーを装着し直しましょう。

※醗酵アルコール(=エタノール)が主成分の商品。

付替え後に再着用したとき、アルコールの残り香が我慢ならないようであれば、インナー付替えによるマスク着用の延命は望まれない方が賢明でしょう。


マスクで菌を培養させないためには…!
冒頭で紹介した保険指導番組で説明された通り、

4時間使ったマスクの付着菌の死滅には、アルコールを噴霧したとしても、さらに2-3日の「自然死滅期間」が要ります。

ちょっと出かける間だけ付けてる人でない限り、

最低でも「3枚を中2日おきに」というローテーションをキープしてください。

中3日、中4日なら「さらに衛生的」ですし、その原理は本まとめのインナーを装着したとしても同じことです。

※常識の範囲かとは思いますが、自然乾燥は(咳や発熱症状のある人が立ち入らない)室内に吊るし干しの状態で、なるべくマスク面を空気以外とは接触させない方法を採ってください。


関連リンク


花粉に克つ❕❕ ── どこも縫わずに工作感覚で出来る『男のサバイバル・マスク』自力で安価に密造レシピ
す⊃ぽんはむの日記──当まとめ主のブログ。マスク本体の自作派には、こちら。