「ウトヤ島(ウートオイヤ島)のサマーキャンプ」 in ノルウェー、オスロ郊外
別の角度から見た「銃乱射テロ」の背景。YouTubeの動画アルバムなどから・・・
毎年、若い夢が集まり、明日を語り合った。
ノルウェーの労働党政権は、人種融和のリベラルな精神を次の世代につなげようと、(3年以上住み続けた)移民たち※ だけでなく、16歳以上の子供にも選挙権を与えた。まだまだ夢多き高校生のうちに、自党が改革してきた国政の素晴らしさを訴えかけようとしたのである。【※地方参政権のみ】
しかし、テロ後初の総選挙で(国民の団結を訴えた)労働党は敗北。保守連合が政権を奪取し、同国の移民政策に対する「国論二分」の根深さをあらためて示すカタチとなった。
恒例の会場だったウトヤ島
オスロ郊外の湖に浮かぶ、美しい島です。
地主は(当時は与党の)労働党。
2009年、夏。
与党の政治家は得票稼ぎにPR利用していた。
こーゆうの、日頃からオモシロく思ってない人たちも大勢いるのでしょうね。
殺害された若者らは「反イスラエル的」でもあった。
労働党が尽力した1993年のオスロ合意を遵守しようとしないイスラエルとは断交せよ!とも言っていた。一方で、反パレスチナ的な心情が胸の奥底に燻(くすぶ)り続けている人が多いのも、ノルウェー社会なのですね。
そして2011年、忌わしい「惨劇」が・・・
累々と横たわる遺体
今年の大会は、一瞬にして修羅場と化しました。