アダルトチャット界で働く女性に、ルーマニア娘が極端に多くなる「諸事情」のまとめ

今、MyFreeCams や FLIRT4FREE などで「脱いで」いるルーマニア女性の８割以上は、いわゆる「チャウシェスクの子どもたち」です。哀しき孤児らは育ててくれた養父母への恩義の念が強く、「少しでも稼げる仕事」に就いて金銭的に「恩返し」しよう、と必死なのです。

１９６５年、独裁者の座に上りつめたルーマニアのチャウシェスクは、４人の子供を持つまで妊娠中絶を認めないという極端な人口増加政策をとって、国力増強を目指した。しかし、経済発展が追いつかず、貧困家庭の捨て子が頻発、今も孤児院に収容されている孤児たちは１０万人に及ぶ。

ＮＨＫスペシャル ～ チャウシェスクの子供たち

国策に起因する「棄て子ブーム」のピークは、１９９０年。
１９８９年暮れには、チャウシェスク独裁政権は倒されました。しかし、その後は世情の混乱もあって新生児の放棄件数も（急には）減りませんでした。

もともと農業国ルーマニアは、伝統的に「棄て子」が多いお国柄

ルーマニアでは２０１１年現在もなお、年間５千人近い新生児が棄てられています（※ユネスコの報告）。

宗教基盤の一環として（受け容れ先である）孤児院が古くから全国に発達していることも、安易な生活風習として「子棄て」行為が終息しない一因と言われています。

特に、将来の働き口が少ないとされる女児の放棄件数は深刻です。

i told you that i spent my childhood at corner and all kids from street been kiccked.

BlueEyeMonkey（旧名：XciteJullia＝MyFreeCams所属のルーマニア人モデル）が、チャットにおける雑談中に。

孤児院では「かわいい子」から（養子に）貰われていった・・・

ペットショップみたいですが、どうしても「それが冷徹な現実」です。
孤児院を出ることができた娘たちは、養父母らに嫌われまいと、結婚して巣立つまでは「キレイで在り続ける」ことに必死です。

正業の給料が安ければ、なかんづく（その容姿を活かし）アダルトチャットで副収入を稼ごう。自分に「かかったおカネ」を倍にして返して養父母に喜んでもらおう、という行動に出るのです。

ゆえに、ＭＦＣ（MyFreeCams）にも大勢が「モデル登録する」ことに・・・

在籍者数が「極端に」多いことは、以下の統計的な事実からも明白・・・。

MFC登録　チャットレディ　（2011年10月　現在）
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　総モデル数：１５，４００名のうち･･･
＜国別ＴＯＰ４＞
　（第１位）アメリカ＿：５，２００名　　※国民総人口＝３．１億人
　（第２位）ルーマニア：２，３００名　　※国民総人口＝０．２億人
　（第３位）コロンビア：１，４００名　　※国民総人口＝０．５億人
　（第４位）ロ＿シ＿ア：１，２００名　　※国民総人口＝１．４億人
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アメリカとルーマニアの２国だけで、チャットレディ全体の半分！？を占めてしまうんですねえ。

昔はあたし、スゴくカワいかったの。今じゃもう、ずいぶんブサイクになっちゃったわ

XciteJullia（MyFreeCamsモデル）の述懐 ～ 養父母や幼いころの写真をチャット客に見せながら

≪参 考≫

Simply put, a poor person in a poor country can generally do more with one dollar than a rich person in a rich country. When people around the world can instantly connect, share information, and efficiently transfer resources, it becomes much easier to overcome problems.

われわれの使命は、富の偏在を幾分でも均(なら)すこと。───　[MyFreeCams 創業理念]