す⊃ぽんはむの”元”NAVERまとめ

大部分は まだテキストのみ。順次、画像を復元します。

シジシの『チョコパイ』は本家『チョコパイ』と、ナニがどう違うか比べてみた

株式会社シジシージャパン(CGC、本社:東京新宿区)が《ショッパーズ・プライス》というブランドで国内販売している『チョコパイ』。本家ロッテのそれより内容量が多く、割安(店頭価格で50円ほど安い)なのが魅力です。製造コストを下げるため、韓国メーカーに製造を委託していますが...さてその「パクリ度」は?


はじめに ~ 「チョコパイはロッテ」の新CM、2012年 9月スタート



CHOCOPIE チョコパイはロッテ 「ツリーハウス工場」
商品サイトも一新されました。 ※まとめで用いた「ロッテ チョコパイ」は旧仕様商品です。
 
http://lotte-chocopie.com/


これ↓が、問題の? シジシの『チョコパイ』


パッケージ 外観
画像は、このまとめを投稿した2012年当時のもの。ナニもワカらない人は「本家チョコパイ」と間違える?

内容量はロッテのより1個多い10個入り※で、にも関わらす、お値段は50円ほど安価(実勢238~258円)でした。

 
※2015年4月現在では、本家と同じ 9個入りに、パッケージデザインも含め全面リニューアルされているようです。
(この"新・CGCチョコパイ"の中身や味について、当まとめ主は一切関知していません。念のため)


外箱を開けたところ
後述する本家の包装に比べ、ざっくりと中袋が詰め込んであります。


メイド・イン・KOREA!
韓国メーカーが作っています。

「輸入者」名に載ってる「株式会社シジシージャパン」さん……ロゴがCGCだから「シージーシー」だと思ってる人も多いでしょうが、実は「シジシー」が正解。


一方、こちらが本家の『チョコパイ』


お買い得な「パーティパック」
9個入り。
よくスーパーの特価アイテムになります。それでも値段は298円くらい。


ロッテを代表する『世界のチョコパイ』
ニッポンの高度成長期を代表する「お菓子」。特に80年代からバブル前夜にかけ、いっきに子育て家庭に支持層を拡げました。


樹脂パックにキチンと整列
シジシ版に比べると、整然と詰められております。


で、徹底比較してみた♪


※ 画像はすべて、右が本家ロッテ版、左が韓国製のシジシ版です。


(1)包装
ロッテ製の方が、小さな銀箔シートパックに、きゅっ、と詰めてあります。

運送スペースを圧縮する狙い? 品質保持上の配慮?

本家の裏面には「韓国語 ひとくち教室」が刷られています。韓国製のシジシにはナニも刷られていません。

うーんっ、混同しちゃうなあ★ww


(2)大きさ
ぶっちゃけ、本家の方が「厚みがあって、ふっくら」してます。韓国製のモノは生地が固いし、表面も「のっぺり」した印象。

本家のケーキ生地は、作りたてのカステラみたいな柔らかさ。
一方、シジシの同生地は、バウムクーヘンのように固いです。


(3)断面と質感
チョコがより生に近く、うす~くコーティングしてあるのが、本家【右】。

韓国製【左】のはもっと「ざっくりと作って」あります。「チョコ」は厚く盛ってあるだけで風味に欠け、かなり残念な味しか^^;いたしません。


原材料
やはり(材料だけから見ても)シジシとロッテでは、ずいぶん製法に開きがあるようです。


重量
体積の大きな本家チョコパイの方が、実はシジシより軽くデキています。

本家の「ふわふわな食感」は、こういう数字にもあらわれますね。

ことスイーツの「食べごたえ」に関しては、けっしてグラムでは測れない、ってコトの典型例と申せましょうか。


美味しさ対決
我流で8つの指標を立て、味わいの優劣を(互角=1から圧勝=5までの)5点満点で採点してみました。

結論としちゃ全然、ロッテの方が「美味しい」です。この差で50円くらいしか安くないのなら、本家を購入する方が断然おトク!と思います。

欧米人はもっと歯ごたえのある食感を好むので、海外なら?「もう少し伯仲した」評価になるかも。

本家ロッテのは手に持っただけで表面のチョコが溶けはじめますが、CGCのチョコは固くて溶けないのも(人によっては)好感されるでしょう。


それってどーよ?^^;と思える点


シジシ版の「一番の問題」は...
味とかナンとかより、パッケージに載せた画像、でしょうね。

上述した通り、コーティングしたチョコの表面がのっぺりしてて、(本家とは丸きり見た目が違うのに)外箱には「本家とそっくりな」あばた状にチョコが塗り固まった「チョコパイ」の画像を載せています。

わざと「本家みたいな外観」に偽って、消費者をダマしている?と言えなくもありません。


「看板に偽りアリ」!!...なんでは?
シジシの「ソフトケーキ」はソフトではなく、チョコのコーティングも「分厚い」にも関わらず、解説画像では「本家ロッテ版より、ケーキはふっくら、チョコは薄くコートしてある」ようになっています。

まるっきり、箱の中の実物と乖離しているのです。

ロッテ版をパクったかどうか以前に、こっちのコトの方が食品メーカーとしちゃ「何倍も罪深い」ように思えましたねえ。