す⊃ぽんはむの”元”NAVERまとめ

大部分は まだテキストのみ。順次、画像を復元します。

ホントに《プジョー》は、どこ行くの?? 廃墟になりつつある〝お膝元〟の生産ライン。

フランスはパリに本拠地を置く、世界最古の自動車量産メーカー《プジョーシトロエン》社が、欧州自動車市場の急速冷凍で断末魔の雄叫びをあげている。フランス政府は、この重篤な老舗ブランドを「どうしたい」と言うのだろうか!?


欧州債務危機による景気後退で「容態が急変」した、プジョーの〝メタボ体質〟経営


経営陣は工場閉鎖を含む大規模リストラ方針をぶち上げるも、そこへ(雇用確保を旗印に政権の座に就いた)オランド新大統領が『NO』!
国が介入してでも「フランスの《プジョー》」を守り抜く...との意志を見せるかと思いきや、当の財務相は...


「プジョー国有化や出資の計画は無い」


...と発言するなど、効果の明瞭な政策意図は見えてこない。何千人という待機社員を遊ばせたまま、同社を巡る現場の混乱は、今なお続いている。【2013年2月24日 現在】


【ここまで経営が傾いた経緯】
 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35916 
(2012年8月17日付 英フィナンシャル・タイムズ


プジョー・シトロエン、経営陣を小規模に改革 - WSJ.com
フランスのPSAプジョー・シトロエンは12日、採算性の回復とすでに1年が経過した米ゼネラル・モーターズとの提携を推し進める戦略の一環として、さらに小規模の経営陣を構成したことを確認した。


閉鎖を「国から禁じられた」パリ郊外の工場 ── 生産を再開するでもなく、ただただ「荒廃し始めて」いる!?


パリ近郊、オルネー=スー=ボワの工場は、昨年のリストラ策発表でシャットダウン。しかし(販売在庫が減らず)生産の見込みが立たないまま、操業停止の状態が続いている。

生産ラインの周囲では、いたる所に部品が散乱。まるで「世界の終末」でも来て、従業員が逃げ出したあとの?廃墟のような様相すら見せ始めている。【写真取材:ル・モンド紙】


操業停止中の「お膝元」工場


操業停止中の「お膝元」工場


操業停止中の「お膝元」工場


操業停止中の「お膝元」工場


操業停止中の「お膝元」工場
これぞ、フランス経済の姿そのモノ???


操業停止中の「お膝元」工場


操業停止中の「お膝元」工場


関連リンク


PSA プジョーシトロエン 2012年通期決算…50億ユーロの大幅赤字!
フランスの自動車大手、PSA プジョーシトロエンは2月13日、2012年の通期決算を公表した。


昨年は、伝統のル・マンからも突然の撤退宣言。
ル・マン24時間で2009年に優勝、2010年、2011年のインターコンチネンタル・ル・マンカップを制したプジョー・スポールは18日、スポーツカー耐久レースのプログラムを経済的理由により終了すると明らかにした。


仏ルノーも12年決算は15%減益だったが、売上基盤の脱「欧州」化でPSAより先んじ、今期の「グループ黒字」化を予想。
フランスの自動車大手ルノー が14日発表した2012年決算は、欧州自動車市場の需要減退が響き、15%の減益となった。 グループの純利益は17億7000万ユーロ(23億8000万ドル)に減少した。 売上高は3.2%減の412億7000万ユーロ。 ルノーは特別項目計上前の営業利益が13年も黒字を維持するとの見通しを示した。